意外と知らない出産準備!「産後の不安を減らすために知っておきたい制度」

賢くいきる

産後の手伝いは必要なのかな?

里帰りしない場合どんな準備が必要だろう?

両親は高齢で負担をかけられないな

出産が近づくにつれ、「本当にひとりで乗り越えられるのだろうか?」と不安になる方も多いのではないでしょうか?

実家に頼ることができなかったり、近くに頼れる家族がいない方にとって、産前産後の生活は想像以上に大変なものです。

そんな方にぜひ知っていただきたい「産前産後ヘルパー派遣事業」を紹介します。

地域の子育て支援制度のひとつで、プロのベビーシッターを安く利用できるメリットがあります。

出産や産後直後の育児の不安を軽くすることは、大切な出産準備のひとつです。安心して赤ちゃんを迎えるためには、ママの心と身体を休ませる時間が必要となります。

ぜひ制度の知識を深めていきましょう。

1.初めて出産・育児を経験する人
初めての出産・育児は、何もかもが未知の体験です。赤ちゃんのお世話や自分の身体の回復についてわからないことが多いため、すべてを自分ひとりでこなそうと頑張りすぎてしまう場合があります。

2.サポート体制がない人(親族やパートナーの助けが得られない)
親族が遠方に住んでいたり、パートナーが仕事で忙しかったりして、身近に頼れる人がいない状況だと、産後の負担をひとりで抱えることになります。サポートが無い事で心も疲れてしまいます。

3.体力や健康面に不安がある人
出産で体力が消耗しているうえに、元々健康に不安がある人は、「自分に育児ができるだろうか?」と心配になります。普段健康な方であっても、産後は体力の回復に時間がかかるため、無理をしないことが必要な時期です。

4.完璧主義な人
すべてを完璧にやろうとするタイプの人は、家事や育児も完璧にこなそうとして無理をしがちです。近年はSNSで気軽に他の人の育児の様子も目にする事が増えています。理想と現実のギャップに悩み、ひとりで完璧にこなせるかどうかに不安を抱くことがあります。

5.精神的に繊細・ナイーブな人
環境の変化や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れに敏感なタイプの人は、産後うつなどのリスクも高まりやすいです。「私は大丈夫!」と思っている人でも、産後の体調には大きな変化があります。決して繊細・ナイーブな事がいけないわけではありません。産後はこれまで経験のないからだに変化する事もあり、よりご自身をいたわる気持ちが必要です。

6.育児について知識や経験が少ない人
育児について知識があまりない人や、周囲に育児経験者がいない人は、何が普通で、どこまでが許容範囲なのかがわからず、些細なことにも不安を抱きやすくなります。経験者に頼ることで、知識を得る事もでき、不安解消にもつながります。

7.予期せぬ問題(赤ちゃんの健康トラブルなど)に直面した人
赤ちゃんが生まれた後、母子どちらかにでも健康上の問題やトラブルが発生した場合、育児に対する大変さが増します。予期せぬ問題が起きると、サポートがなくひとりで対応する事が、とても大変になります。事前にそのような事にそなえて準備する事もおすすめです。

8. 仕事との両立を考えている人
産後早く仕事復帰を考えている人や、育児とキャリアの両立を目指している人は、育児との両立ができるかが大きなポイントになります。復帰後の生活も早めにイメージし、ひとりでこなそうとすると育児へのプレッシャーを感じやすいです。困った時の頼る練習として、産後からベビーシッターの利用が役立つでしょう。

「産前産後ヘルパー派遣事業」とは?

産前産後ヘルパー派遣事業は、妊娠中や産後すぐの時期の女性が、安心して過ごせる環境作りのため家事や育児のサポート費用の一部を、公費で負担するサービスです。

配属されるヘルパーは、各自治体が提携しているベビーシッター、家事代行業者のヘルパーです。基本的な知識や技術を身に付けたヘルパーが家事や子供のお世話など、日常生活のサポートを行います。

産前産後ヘルパーと言うと耳馴染みがないとおもいますが、提供されるサービスは一般的なベビーシッターや家事代行と同じです。

産前産後ヘルパー制度の利用申請は無料で出来ます。

サービス利用の際の自己負担金額は、2時間で1,500円、4時間で3,000円です。

ベビーシッターが料金的に敷居が高いと感じていた人も、利用しやすい料金ではないでしょうか?

育児を助けてもらうのは両親や身内だけじゃないよね!

もちろん対象者です。

少し分かりにくい言い回しになってますが、妊娠中にはつわりやメンタル不調、疲れやすかったり心身の不調は誰にでもありますよね。

里帰りを選択しない人は日中家事又は育児を行う者が他にいない」にあてはまります。

不安に思うこと3選

ベビーシッター利用には、いくつかのハードルがあると思います。実際私も感じました。

不安だったところと実際利用してわかったことを紹介します。

産後の生活をイメージして、なるべく身体をいたわる環境を整えてください。ママの精神状態が赤ちゃんへ伝わります。

産後は交通事故で大ケガをした状態とも言われているよ

1.家に他人をいれたくない

2.お金がかかりそう

仕事として依頼する関係性は、身内よりも頼みやすかった事が意外な発見でした

身内に頼んでも、お礼や交通費でお金はかかるよね

3.安全面が心配

産前産後ヘルパー派遣事業には利用できる期限があります。出産後5か月(多胎児の場合は出産後1年)未満の利用となります。

ですので、完全にベビーシッターに預けて不在にするのではなく、あなたも家にいながら利用するので、心配な安全面の確保はしやすい状態です。

実際に里帰り出産なしで過ごした経験からわかった、産後大切になる事をお伝えします。

産後は、話せない泣いてばかりの赤ちゃんとの生活が中心となり、なんとなく孤独になりやすいです。
育児に一生懸命になりすぎて、自身のからだの疲労に気づかない場合もあります。

誰かと話したりする時間がリフレッシュとなります。里帰りをしない場合、人と会うことが極端に減りますので、この辺りもベビーシッターが強い味方になります。

産後は身体が痛いなど様々な不調がでますが、なにより睡眠がとれないことが辛さの原因です。

産後は24時間体制でのお世話が中心となり、睡眠が短時間になることは必須です。この時期の睡眠はほとんどが自分のタイミングで睡眠をとれていません。

良い睡眠がとれない日々が続く事が、少しづつメンタル低下や体力低下につながります。

24時間体制での、赤ちゃんのお世話が始まると気づかぬうちに一生懸命になってしまうものです。

まだ産前の余裕があるうちに、想像をふくらませて気分転換をとれる仕組み化作りをしておくことをおすすめします。

そのひとつとして、ベビーシッターは良い候補になります。

赤ちゃんは安全が守られる環境にいながら、休む時間や少し外の空気をすいに行くなど、少しのことがリフレッシュにつながります。

私が風邪をひいたときも助かったよ

一緒に居ない場合でも、日中の状況を分かってもらえている事が安心感につながります。

夫が仕事等で時間が取れなくても、情報は共有しお互いが把握できている状態にしておくことも大切でしょう。

できたら産前から夫婦で情報を共有することをはじめておくと、育児がはじまった時にもスムーズです。

里帰りをしない選択ができる人は、きっと責任感も強く、良いママだと思います。

これまでもひとりでこなせることも多かったでしょう。

しかし出産は心身共に大きな仕事です。そして毎日24時間体制となります。

しっかりと自分をいたわり甘やかす時間をとる事を心がけて下さい。

知識で不安は取りのぞける

私の周りでは初めての出産で里帰りしない人は少数でした。里帰りをしない事に驚かれるばかりでした。

そんな状況でしたので、妊娠中に調べることは里帰りをしないためのたくさんの情報を得ることでした。

そのような視点で物事を調べていくと、必要な情報に目がとまるようになります。知識をつけた事で不安は取り除くこともできました。

良い情報は出回らない

こちらの制度は、利用してすごく良い制度だと思いました。里帰りをしない育児中の人にもぜひ使ってほしいです。

しかし、ホームページではとても分かりにくく掲載されているし、妊娠中に病院や役所で説明を受ける事はなかったです。

だからこそまずは知って、自分から動いていってほしいと思います。

詳しくは、住んでいる市町村のホームページをチェックしてください。

[産前産後ヘルパー事業 住んでる地域]で検索すると出てきます。

分かりにくい場所にかかれていますので諦めずぜひ一度確認してください。

産後に優先したこと

優先した事

✓慣れた場所でリラックスできる環境の中で育児をする

✓育児に慣れている人に見てもらったり教えてもらいたい

✓仕事で忙しい夫が赤ちゃんと早い時期から関われる方法を優先した

✓出産・育児を夫婦のイベントとしてとらえられる様に大変な時期も共有する

このように優先したい事を書き出すことで、どのような産後の生活にしたいかがわかってくると思います。

出産・育児はママだけの仕事に思われがちですが、生まれる前から情報を共有し、必要ならば夫のマインドを変えていく事も大切なポイントです。

ママの心の不安定さは、赤ちゃんに確実に伝わっている!

安定した気持ちでの育児が、お互いにとっても大切。

どうぞ、おだやかな産後が過ごせますように

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